ドラムサークル for ウェルネス報告

ドラムサークル for ウェルネス報告

多くの皆さまのご参加本当にありがとうございました。

ドラムサークルというアクティビティが楽しい嗜好品から、人の生活を生き生きさせるサプリメントの様なものに変わった気がしましたね⁈

ドラムサークルやドラムサークルファシリテーションという考え方は、これからもっと「必要」なものになっていくと思います。コロナ禍だからこそ、会う事の大切さ、集う事の大切さ、触れ合う事の大切さ、体を動かす大切さ(しかもリズム的に)が、実感として理解していただけたのではないでしょうか? 有田先生のお話からその土台の大切さと恩恵をていねいに教えていただきました。

ドラムサークルファシリテーターとしてどのように参加者と向き合うか? 社会人として周りの人たちとどのように向き合うか? 家族とどう接するか? 果ては、国と国がどう向き合うべきか、なんて事まで考えました。有田先生の長年の研究は、やはり今こそ必要な考え方であることがはっきりと理解できたと思います。

ペッカーさんのホスピタリティと即興で場を整える力にはいつも感服します。長年エンターテイメントで人を楽しませてきた経験の成せる技です。ドラムサークルファシリテーターに絶対的に必要な技術でしょう。

そして、ドラムサークルがどの様に社会やコミュニティに対して貢献できるか? 有田先生のお話からも、ペッカーさんの所作にもたくさんのヒントが隠れていました。気づきも多かった上、これから考えていかなければならない道筋も見えてきました。

有田先生やペッカーさんには、この先も色々ご教授いただきたいと思います。有田先生の英語版の本も出ています。今の人間社会に本当に必要な事がしっかりと書かれています。

人は人とどう向き合うのか?
これからのドラムサークルから何を得られるのか?
これからのDCFAは真摯に考えて参ります。
今後もよろしくお願いします。

一般社団法人ドラムサークルファシリテーター協会理事長 石川武