理事会新体制のご案内
先の選挙結果と4月20日付の書面表決による総会の議決を踏まえ,4月21日付で新体制がスタートいたしました。
2004年の設立以来、15年にわたり、理事長をつとめていた橋田ペッカー正人が理事長を退任し、副理事長をつとめていた石川武が新しい理事長として、就任いたしました。
下記に橋田ペッカー正人の退任の挨拶と、石川武の就任の挨拶を掲載いたします。
退任のご挨拶
ドラムサークルファシリテーター協会 会員の皆様
世界中の活動がいきなり止まったかのような昨今です。いかがお過ごしですか? どこに潜んでいるかわからない目に見えない敵に今のところ我々はなす術もなく、Stay Home をできるだけ守る毎日です。みんな笑顔で輪になり、ドラムを叩き合い繋がりを大切にリズムを笑顔で楽しんでいた日常がいつ戻ってくるのか? 答えは分かっていません。
しかしそんな中、皆さんに思い出していただきたいのがドラムサークルには、素晴らしい古代(祖先)からの贈り物、ギフトが存在し、受け継がれて来ているということです。そのギフト(生き抜くノウハウ)には、この困難を乗り切る方法が詰まっています。例えばリズム運動を繰り返すことで生み出されるハッピー脳内伝達物質セロトニンの活性化や他を思いやる、慈しむ感情、他者への愛を、持つことで生み出され、ココロの平安をもたらしてくれるオキシトシンなど。
ドラムサークルには他にも沢山の人間にとって必要不可欠、大事なものがたくさん内在しています。メンタル面でのココロのケアにドラムサークルは様々な貢献、エビデンス(結果)をもたらします。こんなリラックス方法はいかがですか?家庭内で出来るリズム運動、例えばご家族でシェーカーを振り、ファミリーでホームセッションを楽しむ。お箸でお茶碗とか丼を軽く叩いてテーブルドラムサークルを楽しむ、日本人には♫〜小皿叩いてチャンチキおけさ〜〜♪の文化がありますね。ドラムサークルの楽しさ、ノウハウを使って潤いのある日々を送りましょう。
前置きが長くなりましたが、私、橋田ペッカー正人2002年よりドラムサークル活動に大きな魅力を感じ、2004年に当時のヤマハミュージックトレーディング社と共にドラムサークルファシリテーター協会を設立、同時に理事長に就任。以来15年勤めて参りましたが、この度、その責務から離れることとなりました。支えていただいだ歴代の各理事の皆様、事務局の皆様、有難うございます。何より15年もの間、会員としてドラムサークルファシリテーター協会を盛り立てていただいた皆様、有難うございます。引き続き新ドラムサークルファシリテーター協会をよろしくお願いいたします。
2020年4月 吉日
ドラムサークルファシリテーター協会 初代 理事長 橋田ペッカー正人
理事長就任メッセージ
DCFA会員の皆様、この度2020年度DCFA理事長に選ばれました石川武です。
本年度より新しい形でのDCFAのさらなる発展を目指し、7月の法人化も視野にまずは3ヶ月、より良い環境の協会を模索しつつ頑張ってまいります。
新型ウィルスの一連はとても困難な状況で、皆様におかれましても大変な時間をお過ごしのことと思います。しかし、その状況が教えてくれることもたくさんあります。『人が顔を合わせることがいかに重要か?』『人が力を合わせることがいかに重要か?』『面と向かうことがどれだけパワフルなのか?』そして『戦いの構図ではなく、ポジティブに繋がる構図での関係性創造がどれだけ今必要とされているか?』これらのことをこれだけ身に染みて感じることはございません。ドラムサークル理論が寄与できることはたくさんあると思います。
ペッカー理事長が長年培ってきた理念をどこまで引き継げるかは自信のないところではありますが、持てる力を全て出して頑張っていきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
ドラムサークルファシリテーター協会 理事長 石川武