第18回ドラムサークルforティーチャーズ終了しました
第18回ドラムサークルforティーチャーズが、2024年8月3日~4日の2日間の日程で、東邦音楽短大文教キャンパスにて開催されました。
今回は「ドラムサークルで教室を心理的安全性の高い空間に」というテーマで開催しました。
第1日目は、オープニングのウェルカムドラムサークルからスタートしました。
続いて行われた実践発表では、4名の先生方が教育現場での取り組みを発表しました。小学校の音楽の授業での取り組み、外部委託で学年全体でドラムサークルを行った取り組み、特別支援学校でどのようにドラムサークルを導入していけばよいかそれぞれの思いのこもった発表が印象的でした。
午後は2分科会に分かれて開催しました。
A会場では、DCFAオフィシャルアドバイザー石川るり子氏によるドラムサークルファシリテーター初心者向けの講座を行いました。
ドラムサークルを授業に取り入れるとどのような効果があるのか、またどのような心構えが必要か、そして、具体的なドラムサークルの進め方を実技を交えながら丁寧に教えていただきました。
B会場では、前半は経験者向けの内容として、音楽教育、幼児教育、特別支援教育の3グループに分かれて情報交換会を行いました。後半は一般社団法人メディカルリズム協会代表理事の若林竜丞氏による大人数ドラムサークルの進め方や設営の仕方についてご講話いただきました。
最後のプログラム、クロージングドラムサークルでは、フルーツバスケット×ドラムサークルを行い、大いに盛り上がりました。
第2日目は、午前は、心理的安全性アンバサダー協会代表理事の横内浩樹氏をゲスト講師に迎え、インプロを応用した心理的安全性ワークショップを行いました。4人ずつのグループに分かれて、インプロゲームを楽しみながら、自由に自分の考えを発表し、もし失敗しても周りにポジティブに助けてもらえる心理的安全性の高い空間を体験することができました。
午後は、DCFA名誉会長の橋田”ペッカー”正人氏による、「ドラムサークルが導き出す心理的安全性」ワークショップでした。シェイカーを使ったゲームや、一人一打ずつ音を出し一周する時間を計り、みんなで協力して時間短縮にチャレンジするゲームなどを行い、参加者全員が心理的安全性の高いチームとして機能する体験をすることができました。
また、両氏から、心理的安全性について分かりやすい説明もうかがうことができ、頭と体の両方で「心理的安全性」について理解できました。
最後の振り返りでは、各自色とりどりの紙に、印象に残ったことをワンワードで書き、それを見ながら、2日間で学んだことや感じたことについて発表することができました。
今回、実践報告をしていただいた、柳愛さん、大川直子さん、金田恵子さん、竹中薫さん、講師を務めてくださった、石川るり子さん、若林竜丞さん、2日目講師の横内浩樹さん、橋田”ペッカー”正人さんに感謝申し上げます。
そして、今回のドラムサークルforティーチャーズご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました!!