年末のご挨拶
DCFA会員そしてドラムサークルファンの皆様、大変ご無沙汰しております。石川武です。お元気でお過ごしのことと思います。
とはいえ、本年は皆様、いや世界中の皆様が非常に疲弊することとなってしまい、ドラムサークル活動もままならず、悶々とした日々をお過ごしの方も多かったことでしょう。
DCFA理事会もほとんど顔を合わせることができず、常に画面での会議を繰り返してまいりました。顔を合わせることの大切さを嫌と言うほど味わいました。
しかし、こんな時だからこその気づきも多かった年だと思います。ドラムサークルに関してだけでも、顔を合わせることの大切さ、仲間の存在をリアルに感じることの大切さ、リアルコミュニケーションの重要さ、リズム活動の大切さ(常に楽器と共に生活してきた私個人としても、ことさらその大切さを痛感いたしました)、そして『コミュニティの存在の大切さとありがたさ』。感じることが本当にたくさんありました。
そしてこれらのことが、DCFAの今後の活動の新しいエンジンオイルになることを肌で感じることができました。ほんの数回行われたリアルドラムサークルでは、通常の何倍ものエネルギーを感じることができました。
本当に会うことはこんなにエネルギーに満ちているのだ。リアルに顔を合わせることはこんなに自分を奮い立たせてくれるものなのだ。そしてリズムを仲間と共有することがこれだけ自分に『喜びとエネルギー』を与えてくれるものなのだと。
今はもう少し『我慢』して備え、来るべきコロナ後の時にここでため込んだエネルギーを思う存分解き放ちましょう。
そのときに向けてDCFA理事会も一生懸命会議を続けてまいりました。これからさらにスピードアップし、来るべき『時』に備えたいと存じます。
皆様どうぞお元気で、来るべき『時』に笑顔でお会いいたしましょう。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください!
一般社団法人ドラムサークルファシリテーター協会理事長 石川 武